✅ 業界団体の旅行で、なぜか私がゴルフデビューすることに
2022年9月、業界団体の3県合同旅行で福岡を訪れることになった。
私はこの旅行の幹事を務める立場だったが、企画段階で他県メンバーから「1日はゴルフを入れてほしい」とリクエストがあった。
しかし、私の県からの参加者は誰もゴルフをしない…。
結局、「誰かが出なければならない」なら、幹事の自分が出るしかないと腹をくくった。
こうして、人生初のラウンドが決まった。
✅ 初めてづくしの準備に翻弄される
ゴルフをするのも初めてなら、準備の仕方もまったく分からない。
まずはクラブ。左利きなんてどこにも数本がバラバラに売られてるだけ。知識ゼロの状態で、中古ゴルフセットをラクマで購入した。ゼクシオ7と6を混ぜた14本のフルセット。今思えば、これが「買い直し沼」の始まりだったのかもしれない(笑)。
それらをゴルフ宅急便で送るのももちろん初めて。
前日は福岡入りし、空港で参加者を迎えて、すぐにレンタカーで出発できるよう段取り。空港からゴルフ場までは約40分、プレースタートは10時26分。
幹事業務と初ゴルフのダブルプレッシャーに、すでに汗をかいていた。
✅ いざ太宰府ゴルフ倶楽部へ。初ラウンドの記録
太宰府ゴルフ倶楽部は、想像をはるかに超えて美しいコースだった。
山に囲まれた静かな空間。自然に囲まれて、なんともいえない開放感があった。
当日は霧雨の混じる蒸し暑い天気。
知らないうちに何キロも歩いていたのだろう。足は棒、汗だくでクタクタ。でも…不思議と嫌じゃなかった。
スコアはIN76、OUT66のトータル142。
結果はどうであれ、心の中では「また来たい」と自然に思っていた。
✅ 初ゴルフで得た気づき
・練習場とコースでは、まるで別世界。
・自分が“歩くスポーツ”をするとは思っていなかった。
・クラブの選び方も、打つ場所も、1打1打が勉強。
そして何より、**「うまくいかなくても楽しい」**という感覚。
仕事とも家庭とも違う、心がスッと軽くなる時間だった。
✅ この日が“ゴルフが続く趣味”になるきっかけだった
正直、最初は「幹事としての責任」で始めただけ。
でもこの日がなければ、今、月に数回ゴルフを楽しむようにはなっていなかった。
そしてここから、100切りを目指す旅が始まった。
この日こそが、すべての原点だったのだ。
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